雑談を「単なる世間話」「意味のないムダ話」
と思っているなら、
それは大きな勘違い?!
自分が言いたい事をノープランで話し、何の実りもないのが世間話。
それに対し、会話の中で相手の情報を得ながら距離を縮め、信頼関係を築くのが雑談。
雑談力を磨くにはポイントは「聞く力」の続きをご紹介します。
①まず相づち「さしすせそ」を持ったら、
②次は「うなずき方にバリエーション」を作り、
③いよいよ「そうですね+ひと言」で会話を続けようとしたけれど、
相手の出した話題に「知らない・分からない事」があった場合は?
④「オウム返し」で質問し、話を深堀する
相手の出した話題に「知らない言葉」や「分からない事」があれば、
「オウム返し+質問」で相手の話を促すのが効果的。
例えばこう言われたら・・・
「この前、マラソン大会に出たんですよ」
《NG》「大会に出られたんですか」
これでも間違いではありませんが、これを更に良くするには
《OK》「大会に出られたんですか
フルマラソンですか?」
話が広がりそうな言葉を付け加える
自分から話題を振らなくても会話が弾むテクニックは是非覚えておきたい。
(著書『1分で心をつかむ話し方』より)
つい先日、接客をしていて話を弾ませるのが上手な同僚は、自然と「オウム返し+質問」を
おこなっている事に気が付きました。
客「実は私、スイーツのお店を経営しているんだよね」
同僚「えっ(眉を上げて驚きのリアクション)。スイーツのお店を経営しているのですか。
どこでやっているんですか?私すごく好きなので行ったことあるかもしれません」
客「〇〇町の交差点の所だよ。へ~、スイーツすごく好きなのね。何系が好きなの?」
といった具合に、初対面のお客様と1時間話が続いていました。
聞き手の表情が豊かな事、話し手も気分よく話されていました。聞き上手は自然とできているのですね。