この研修は、レジリエンス(=トラブルやストレスに適応する力・立ち直る力)の技法を活用し、部下育成につなげていく方法を学ぶものです。
第1回目は、リーダーの役割とは?や、レジリエンスについてを講義とグループワークを通じて学びました。
弊社スタッフも一緒に受講させていただきましたが、レジリエンスの中でも特に「感情調節」や「捉え方」について、興味深かったです。
そして、研修を受講した夜に、まさに「捉え方」について、感心したことがありました。
その日、小学生の娘のクラスでドッチボールをやったそうで、ある1人の男の子が、3人の男の子から集中的に攻撃されたそうです。最終的にボールを当てられてしまったそうで、悔しくて泣いたようです。
当てられた男の子のお母さんが、自宅でその様子を聞いたそうですが本人は涙が止まらなかったようで、あまり内容がわからず、状況を教えてほしいと電話がありました。
娘の知っている限りの情報をお伝えして電話を切りましたが、その後、大丈夫かな?と心配になりメッセージをしたところ、良いお話を聞きました。
泣いてしまった男の子に対して、お母さんは慰めたそうですが、その様子を見ていた中学生のお姉さんが、「でも、集中攻撃をされている間、同じチームの子たちは攻撃されなかったから助かったと思うよ。チームの役に立ったから、良かったんじゃない?」と言ったそうです。
その話に、泣いていた男の子も落ち着いたようでした。
今日の研修にピッタリの内容だ!と思いました。1つの捉え方だけでなく、違う角度で物事を考えると、まったく違う感情に変わると実感しました。
ドッチボールで集中攻撃されて嫌だったし、悔しかったけど、その間はチームのメンバーが当てられることなく助かり、体力も温存できたかもしれない。そう思うと、涙も出なくなります。素晴らしい考え方だと思いました。
「レジリエンス」という言葉はまだまだ周知されていませんが、こういった心の回復力がレジリエンスというものです。是非、この言葉を覚えてくださったら嬉しく思います。
リーダーのためのレジリエンス研修【体験動画】
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