4月にキャリアアップ主催で実施した公開研修「若手社員育成研修」の受講後アンケートの中に、こんなことを書いてくださった受講者の方が居ました。
同じグループの方で、「自分が新人のとき、尊敬できる人が先輩にいたため、目標になった。」とありました。うらやましく思ったのと、自分もそんな先輩になりたいと思いました。
(メーカー勤務/女性)
このアンケートを読んで、社員が成長していくためにはロールモデルの存在が重要なのだと改めて思いました。
ロールモデルとは、一言で言うと、「お手本になる先輩社員」のことです。
厚生労働省のHPでは、次のように定義しています。
「ロールモデルとは、社員が目指したいと思う模範となる存在であり、そのスキルや具体的な行動を学んだり模倣したりする対象となる人材です。」
社員が社内でキャリアを積んでいく際に、ロールモデルを設定するメリットには次のようなものがあります。
・キャリアやスキルの指針となる
・効率的に成功するための業務のやり方を吸収できる
・自分の仕事に対する方向性や目標を設定できる
・仕事のモチベーションアップになる
昨今では、女性の活用推進の施策の一つとして、このロールモデルの設定が活用されている企業も多いようです。
このブログをご覧になってる方々にも、ロールモデルとなる方はいらっしゃいますか?
次回のブログでは、ロールモデルの設定について取り上げたいと思います。