「結局、何が言いたいの?」
自分は伝えたつもりでも、相手にこう思われたら意味がないですよね。
ここでは「ありがちな日頃の言葉遣いのクセ」を振り返り、仕事が進む話し方をご紹介します。
謝罪やミスの報告
◆「そんなつもりではありませんでした」
保身と受け取られかねない言葉で、状況が悪化するだけ。
→「こういう意図がありました」と経緯を説明し、アドバイスをもらうなど協力関係を築くほうが◎
◆「皆、そう言っています」
皆が言っているから、私の主張は正しい!というアプローチで報告しても
「皆とは誰のこと?」と説得力に欠けてしまいます。
→曖昧は避け「営業部のチームで話し合った結果です」など具体的に。
◆「無理に決まっています」
無理だと感じているのは自分だけの場合があり
「この人は感情的な話し方をする人だ」というマイナスな印象を持たれてしまいます。
→なぜ無理なのか根拠を冷静に話します。
できれば、謝罪もミスの報告もしたくありません。
ミスしないのが一番良いことですが、常に完璧にとはいかないですよね。
たまにするミスほど「どうしよう!」と慌ててパニックになってしまう事もあります。
謝罪やミスの報告こそ、気持ちや真意、意図が相手に伝わらないと変に誤解を与えてしまいます。
場合によっては、そから先の自分がどう見られるかというイメージも変わってしまうかもしれません。
感情的にならずに冷静に、具体的に経緯を説明することをしていきたいですね。
ミスの報告は勇気のいる事です。
ただし、ミスの報告をせず事が大きくなれば取り返しのつかない事になります。
例えが変かもしれませんが、虫歯の治療の様に「早期発見・早期治療」を怠ったことで、神経の治療にまで到達してしまうと涙を流すほどの苦痛です。
仕事のミスは「早期発見、早期報告」しなければ、と思いました。