周囲の人は気になっていても、自分では気づけない事も多い「自分のクセ」
人の印象は、話す内容以前に
「声のトーン」「声の大きさ」「表情」「見た目」などを含めた『話し方』で9割が決まるそうです。
相手に良い印象を与えるには、自分の現状を知るところから…。
今回は「相づち」「口グセ」をチェックしてみたいと思います。
☑下の項目にあてはまるものをチェックします。
1.相手の話は、無言でうなずきながら聞くことが多い
2.リアクションは薄い方だ
3.初対面の人と、会話が途切れがち
4.相づちは「はい」「ええ」など、同じ言葉を繰り返している
5.話し出すとき「えー」「あのー」をよく使う
6.「マジで?」「ウケる~」をいまだに使ってしまう
7.仲良くなると、目上の人に対してもタメ口になりがち
8.相手の意見に対し、「そうですよね~」とよく言っている
1~8に1つでもあてはまれば「相づち」「口グセ」に問題あり‼
◆1~2にあてはまる人は「相づち不足」
相手に与える印象は
✖ちゃんと聞いているのかな…?
相づちが無かったり、リアクションが小さかったりすると、話し手は「内容を理解してもらえているのかな…」と不安になってしまいます。
笑顔でうなずくだけでも、印象は大きく変わります。
初対面の人と話すときや、1対1で話すときはご注意を。
◆3~4にあてはまる人は「相づちが単調」
相手に与える印象は
✖なんかイラッとする!
「…はい。…はい。」と相づちが単調な人は、「はい」「ええ」「そうですか!」とバリエーションを。
「それでどうされたのですか?」など、相づちに質問を付け加えると、話が長続きするそうです。
社外の人や上司の話を聞く時はご注意を。
◆5~8にあてはまる人は「口グセを連発している!」
相手に与える印象は
✖気になって話に集中できない
口グセは自覚すること。自分のクセを知れば回数は減るはずです。
「なるほど」「そうですね」は、目上の人に失礼に当たります。
フォーマルな場や、目上の人や社外の人と話す時はご注意を。
(著書『1分で心をつかむ話し方』より引用)
声を客観視するには自分の声をスマホなどで『録音』して聞いてみるのがお勧めです。
今まで自分の気づかないところで印象を下げていたのだとしたら、非常にもったいないですよね…。
私が以前、スポーツクラブでアルバイトをしていた時の話です。
先輩が接客時いつも「へ~」「なるほど~」「そうなんですね~」という相づちをしていました。
その様子をクラブ会員様に物マネされ「あの子はいつもそれしか言わん」と指摘されました。
本人にそれとなく伝えてみた所「えっ?俺、そうなの?」と驚いておりました。
無自覚のクセだったようです。