年末年始、急な誘いにも困らない!女性のための「お邪魔します」の基本マナーを
ご紹介します年末年始のおよばれは、気心知れた友達、目上の人、お仕事関係の人と様々。
《服装のマナー》フレアスカートがお勧め
通される部屋が和室か洋室か、ソファがどれくらい沈むのかなど、実際に行ってみないと分からないもの。どんな状況でも裾が持ち上がったりする心配がなく、正座をしても窮屈ではないフレアスカートがお勧め。
ブーツは履いて行かない方が良い
ブーツは脱着に手間取るので避けるのが無難。夏は素足にパンプス等を履く人も少なくないが、目上の人の自宅を訪問する場合は、ストッキングを着用するのがマナー。
《玄関先でのマナー》訪問は数分~10分遅れがマナー
招き入れる側は、おもてなしの準備で忙しいはず。早すぎる訪問は、かえって訪問先の迷惑になるという事を心得ておこう。指定された時間に数分~10分ほど離れて到着するようにするのがマナー。
インターホンに映る段階でコートは脱いでおく
インターホンのモニターには訪問者の姿が映し出される。インターホンを押す前に、着てきたコートは脱いでおこう。インターホンが無い場合は玄関の呼び鈴を押す前に。
コートは裏地を表にし、中表でたたむ
脱いだコートは「外からのホコリや汚れを訪問先の家の中に入れない」という配慮から、玄関先で裏返し、中表の状態でたたんでおこう。
部屋の方を向きながら靴を脱ぐ
玄関で靴を脱ぐときは部屋の方を向いた状態で脱いでOK。後ろ向きに脱いで上がるのは、訪問先の人にお尻を向けるのでNG。脱いだ靴は、スリッパを履いてから向きを変えてそろえて。
《お部屋でのマナー》コートはバッグの上やソファの端に置いて
床に置いたバッグの上にたたんだコートを置くと、遠慮がちに見えるのでお勧めです。ソファやイスに座った状態なら、コートを折った状態で背もたれに掛けたり、ソファのひじ掛けにおいたりしてもOK。
「自由にしていて」と言われたら、入り口近くの下座へ
座る場所に迷ったら、部屋の中でドアから1番近い下座にあたる場所を選んで。和室の床の間や、洋室の飾りのある場所は上座にあたるので、自ら進んで座らないように注意。
《おいとまのマナー》滞在時間は2~3時間をめどに
滞在時間の目安は、お茶だけであれば一般宛機に2~3時間くらいと心得て。食事を頂く場合は長くなりがちですが、誘いを受けた段階で先方に「おおよそのおいとまする時間」を伝えておくとスマート。
お暇の言葉は必ず訪問者から
おいとまは訪問者から切り出すのがマナー。
「楽しかったのでつい長居をしてしまいました」
「お夕飯の支度もあるでしょうから、そろそろ失礼します」
といった言葉で切り出すと好印象に。
改めてお礼を伝え、次につながる言葉を添えて
「素敵なおもてなしをありがとうございました」
「ぜひ今度は私の家にもいらしてくださいね」
と次につながる言葉を一言加えるのが大人のマナー。
何かとあわただしい年末年始、乗り越えていきたいですね。