リーダシップ研修 第2回目 開講
地震
新入社員研修3月コース スタート!
今回は、アンガーマネジメントの第一人者として有名な安藤俊介氏の書籍『なぜ日本人は怒りやす
くなったのか』から引用してご紹介いたします。
まず、アンガーマネジメントとは、・・・『怒るべきことは怒り、後悔する怒り方をしない』ための
心理トレーニングなのです。
皆さんは、自分の怒り方で、結果的にその場の雰囲気を壊してしまったり、相手との関係にひびが
入るような状態にしてしまったことはありませんか。私は恥ずかしながら沢山あります。そんなこと
からアンガーマネジメントを学ぶきっかけとなり、なるべく使うようにしています。
具体的には、『衝動のコントロール』『思考のコントロール』『行動のコントロール』という3つの
方法がありますが、今回は安藤氏の著書『アンカーマネジメントで読み解く、なぜ日本人は怒りやす
くなったのか』の一部を引用しましたので下記をご覧ください。
ヒント1 6秒ルールを守る
まずは、6秒ルール。怒りが生まれてから6秒あれば、理性が働くと考えられているという考え方。理性が働くことで、次の「思考のコントロール」のステップへと進むことができる。
ヒント2 共感疲れしない
相手の気持ちに共感するのは良いことだが、度が過ぎると心が疲れてしまうこともあります。共感疲れしないためには、自分と相手の間に線を引くとよい。その場では共感しても、その場から離れたら忘れる努力をして、引きずらないようにする。
ヒント3 白黒で考えない
何事にも白黒つけようとすると、寛容さを失うことになり、怒りの火種を生む原因になる。自分と違うものは敵ではなく、そういう人もいると理解し、グレーの存在を認めることで、自分自身の気持ちも楽になる。
ヒント4 正義感はほどほどに
正義には中毒性があり、正義感から怒る人は、基本的に「怒りたい」人ともいえる。世の中にはいろいろな正義があることを理解し、それをバランスよく見られるほうがムダに怒らずに済む。
ヒント5 プライドのために闘わない
あなたのプライドはあなた自身ではない。プライドを傷つけられたからといって自分の価値が下がることはないし、闘わなければいけないわけでもない。無視する、相手にしないという選択肢もある。
ヒント6 融通無碍(むげ)を意識する
融通無碍とは、考えや行動に制限がなく、伸び伸びと自由にしていること。反対に、頑固な人にとって、イレギュラーなことは怒りの火種になる。頑固さやこだわりをゆるめることで、変化に柔軟に対応することができ、ストレスが和らぐ。
◆私のアンガーマネジメントの体験
私は、アンガーマネジメントを学んでいる一人ですが、理解してても、未だ即実践できるようになるまでには時間がかかっている状態です。ただ私の経験からすると、目の前の出来事にイラッとした際には、その人に対する日頃の積み重ねにより、相手に対する思い込みから一瞬のうちに怒りがこみあげて、結果的に決めつけのまま怒ってしまうことがあります。まずは、決めつけではく、相手に『確認』をしてから怒ることをしないと、相手にとっても心外なことになることを胆に銘じております。
また、『白黒で考えない』ということ。私は、無意識に白黒とはっきりさせて考えている自分があるように思います。それが、怒りの原因であり、そういうこともある、そうでない人もいる、というような寛容な気持ちになるよう、怒りがこみ上げてきても一旦は言葉にせず、飲み込んで自分の気持ちを落ち着かせています。(アンガーマネジメント学習者として初心者レベルですが・・・)
モチベーションが低下する理由は、人によって異なるうえ、1つに限定できるものでもありません。モチベーションが低下する代表的な原因の例によくあがるのは、将来の目標が描けなかったり、忙しいがために目の前の仕事をこなすばかりでつまらなく感じてしまったり、成果に対して正当な評価が得られなかったりと、さまざまです。そこで、仕事でのモチベーションを保つためにはどんなことが必要かを考えてみました。
◆仕事でのモチベーションを保つ7つのポイント
(1) しっかりと休息をとる
ある研究では、仕事とプライベートの時間に偏りが出ると、倦怠感や挫折を感じやすくなることや、心臓病、高血圧、うつ病など、さまざまなストレス要因を引き起こす可能性があると示しています。仕事でも私生活でも自分らしく過ごすためには、できる限り仕事終わりと休日には、しっかりと休息を取るようにしましょう。
(2) 過去の自分と今の自分を比べる
人や周りと比較するのではなく過去の自分と今の自分を比較する
(3)できないことを見極める
「やればできる」と自分を励ますうちに、ストレスが溜まっていき、仕事も生活もうまくいかなくなることがあります。これを防ぐには、できないことを見極めること!「できないこと」が明確になれば、同時に「できること」が見えてきます。できないことを、どうやって埋め合わせるかを考えて、できることにエネルギーを注げるようになります。
(4)目標を立てる
目標がないと、何をすべきなのかが見えないため、他人に自分の行動を委ねます。他人の指示で動く場合「やらされている」感が高まり、モチベーションは下がる一方です。
(5) ロールモデルを持つ
ロールモデルを持つことで、自分が望むキャリアプランを立てやすくなり、仕事へのモチベーションが高まることが考えられます。ロールモデルがいることで、その人に近づくためにはどう行動すればいいのかを、具体的に頭の中で思い浮かべることができるためです。
(6) 仕事以外のことで楽しみを見つける
(7) いつもの仕事に工夫を加える
「この時間までに仕事を終えよう」「これまで、ルール通りに資料を作成してきたけど、今回は自分なりにアレンジを加えてみよう」などといったように、工夫を加えることでドーパミンが増え、モチベーションが高まります。
以上、上記の7ポイントはわかっていることではありますが、改めて自身を振り返る良い材料にして頂ければと思います。
最近、中学生の娘が怪我をして松葉杖を使うようになったのですが、
その出来事を通して気づいたことが2つありました。
一つは、送り迎えが必要なので、学校へ行く機会が増え、担任や部活の顧問の先生、それ以外の先生方が
毎朝 下駄箱で生徒のみんなに声を掛けていることを知ったことです。
挨拶だけでなく一言二言を交わしていること、名前を顔を把握していることに少し驚きでした。
二つ目は、娘が帰宅後に、お友達へ毎日「今日もありがとう。明日もよろしくお願いします」と
メッセージを送っていることを知り、言わなくてもできるんだ・・・とホッとしました。
ついつい、「ありがとうって言ったの?」なんて言ってしまいそうでしたが、お礼だけでなく
明日もお願いしますとまで言えたとは・・。
まだまだ子供と思っていましたが、中学生になれば、そういうことも自分で考え、行動できるんだと
成長を感じました。
怪我をしたことはマイナスな出来事ですが、この怪我がなければ気づかなかったことを2つも知れて、
(痛い思いをした本人には悪いですが)良かったと思うことができました。
マイナスな出来事も、見方や考え方を少し変えると、いつもと違ったことに気づくことができました。
皆さんも、何か身の回りでマイナスな出来事があったら、違う角度から見てみるといいかもしれません。
2022春 リーダーシップ研修 第一日目開講