2年間に渡り「一丸となり目標を達成する組織づくり」をテーマに研修を受講していただいた、株式会社グーネットエクスチェンジ様に「研修の成果」などについて直接インタビューして参りました。
◆ご依頼者:株式会社グーネットエクスチェンジ様
◆研修実施機関:2019年6月~2021年2月 8回/年シリーズを2年継続
(更なる3年目~)
<代表取締役社長 佐藤 賢悟 氏>
~導入の経緯~
佐藤氏(代表取締役)が約3年前に社長として就任された当時、社員一人一人の能力が組織として有機的に機能しきっていない点に「伸びしろ」を感じました。「もっと皆の強みを引出し、より強い組織にしたい!」との思いからプロによる研修が必要と判断、弊社のホームページに記載された各種プログラムがソリューションになると感じ、問い合わせをくださいました。
◆実施した教育内容 テーマ「一丸となり目標を達成する組織づくり」
1年目: ・管理者研修:部下を巻き込むマネジメント教育 ・一般社員研修:情報共有力と目標意識の向上
2年目: ・管理者研修:目標達成に向けたマネジメント手法・一般社員研修:目標達成の為のPDCA推進
★これにより、「組織内外のコミュニケーションが闊達になり、全員のベクトルが揃う組織に変化!」
◆研修実施後、社内と社員の皆さんに変化はありましたか?
変化 その① 「仕事に向き合う姿勢・情熱・相互理解が育まれた!」
研修を行う以前は、隣の課の同僚がどんな仕事をしているのか相互理解が十分でなく、またそれぞれが業務の本来目的や数値目標を強く意識せず働いているケースが見られました。しかし、今まで接点の浅かったメンバー同士が研修を通じ様々な課題解決に共にあたることで、コミュニケーションの質と量が深化、相互理解が進みました。また、各種業務の目的を成し遂げるための改善策を個々が進んで考えるようになりました。そしてチームリーダーのマネジメント力アップがメンバー個々の能力を引出し、皆の向く方向性を一つにしました。皆の士気が向上し、課題解決策についてのディスカッションが自然になされるようになってきました。
変化 その② 目標に基づいたKPIの数値化 また、ロジカルに考える習慣が醸成!
社の経営計画・目標を元に、各部門と個人が目標と施策を策定、目標達成に向けた活動指標を「KPI」として数値化設定することを学びました。チーム毎にそのKPIに基づき「具体的な行動計画」を立案、実践につなげていきました。会社の進むべき方向を個々の活動にブレークダウンさせていなかった従前とは違い、「戦略」→「施策」→「KPI」を意識し実践するようになったことは、大きな成長と感じます。
皆が論理的に考え、メンバー同士が協力し合う習慣が醸成されています。またチームリーダーの「目標達成に向けたリーダシップ」が向上している事を感じます。報連相の質と頻度が向上し、受動的だったメンバーもより能動的になり、各チームの組織活性化が進んでいます。各チームとメンバーがロジカルに、目標達成に向けた具体的で実行可能な活動計画の立案と遂行、必要な軌道修正を実施するようになっており、業績の良化にもつながってきました。それが皆に自信を持たせ、仕事に対する姿勢をさらに向上させています。
変化 その③ 受動的から能動的へ!
毎月の研修では都度「宿題」が出ます。研修開始当初はこれを苦に捉えるメンバーもいましたが、研修の為の研修ではなく、実務のアウトプット向上に直結した講義・レポートである事を説きました。そして次第に業務に成果が表れる様になると皆の研修に対する意識は「自らの成果につなげるためのもの」、へと変わり、より能動的な姿勢で研修に出席するようになりました。
★先期はコロナの影響大きく上期計画未達も、下期は達成に転じ今期も順調なスタートをきっています。目標達成に向けた適切なKPIと活動計画の策定と実践、進捗と必要な修正を一層強化していきます。
担当コンサルタントからひと言
グーネットエクスチェンジ様は、毎回の研修に社長自ら参加をされていました。社長のその情熱と本気度が社員一人一人にも伝わり、今回の業績アップという成果に繋がったのだと思います!また、とても誠実で前向きに取り組む社員様たちをこれからも応援して参りたいと思います。(須山)