*平成21年3月26日~27日(1泊2日) キャリア・アップ企画
新入社員研修 in三ケ日青年の家 *
いよいよ「新入・中途採用者のための基礎訓練」開講です。
本年は、3企業7名の新社会人の皆様にご参加いただきました。
最近の不況により、参加者の数は、昨年の半分…
しかし、研修を受ける皆さん にとっては、かなりお得な人数でした。
「人と人との触れ合いが人を成長させ る!」という三ケ日青年の家の所長様のお話を頂き、3月26日(木)9:45いよい よ研修スタートです。
須山の話を緊張気味に聞く受講生。ほぼ全員が初対面。これから何が起こるの か、期待と不安でいっぱいのようでした。 まず始めに、「学生と社会人の違い」についてのグループディスカッションをし ました。この時点ですでに、学生と社会人の違いを体験を通して学んでもらおう と、須山が課題を出しました。グループでの意見交換し、模造紙に書きあげるま での時間を30分用意したところ、課題をクリアできたのは、片方のチームのみ。 まだ学生気分が抜けていないようですね。社会人になるということはどういうこ となのかを、体験を通してハッとした受講生の皆様でした。
午前中の講義はここで終了。
午後の研修がスタートです。
まずは社会人の基本「あいさつ」から。 正しい立ち方や、礼の仕方、基本となる姿勢を学びました。 より体に染み込ませるべく、この後、節目のタイミングでは、挨拶訓練を欠かさ ず行いました。挨拶や姿勢の基本を身につけた後は、電話対応や敬語の使い方な どのビジネスマナー全般を取り上げていきました。電話対応では、実践を通し て、メモを取りながら会話をする難しさ。ミスなく電話を取り次ぐために復唱の 大切さを実感しました。 夕方になり、三ケ日青年の家の「夕べの集い」に参加し、他の団体と交流を図 り、気分転換をした後、夕食&入室タイム。残り2時間の研修までの充電をしま した。 充電後は、1日の振り返り&自己の振り返りを行いました。 それぞれが今までの人生で頑張ってきたと思う事を話し、お互いを認め合ってい きました。学生時代で経験した仲間との関わりや、幼少期の体験などを話し、壁 にぶつかった時の底力となるものに気づく体験をしました。 ←受講生の話に耳を傾ける須山 1日目が無事に終了し、長時間の研修&緊張感で疲れた様子の受講生。1日を密 に過ごし、受講生同士の交流も深まり始めたようでした。
さて、2日目です。2日目は、昨日の研修での学びを活かせる体験を用意しました。 20分以内に課題をこなすというもの。昨日は時間内に完成できなかった反省を活 かし、ぞれぞれの行動に責任を持っているように見受けられました。「昨日のリ ベンジ!」と意気込んでペンをとり、模造紙に立ち向かう受講生も。受講生同士 が打ち解けたこともあり、グループのリーダーがリーダーとして機能し始めたこ とも感じられた実習でした。
実習の後には、振り返り。仕事の進め方や指示の受け方についてどのように捉 えていたかを振り返りました。昨日の反省を活かしつつも、須山の補足説明で、 まだまだ欠けている部分に気がついたようで、更に仕事の進め方への理解を深め た受講生でした。 2日目の午前はこれで終了。 午後からは毎年恒例「修了試験」。合格をもらえるまで、研修が終わらないとい う課題に一人ずつチャレンジ!根気と根性で合格を目指した受講生でした。 何度もチャレンジし、全員が合格できたのは、チャレンジスタートから約1時間 半後でした。1発合格した受講生が合格できずに苦しんでいる受講生を励ます姿 から、受講生同士の心が一つになったことを実感しました。全員合格になった瞬 間は、研修室全体が一つになった瞬間でもありました。受講生それぞれが達成感 を感じ、目標を持って仕事に取り組むことの大切さを実感した1泊2日の研修でし た。受講生の皆様お疲れ様でした。