2011年06月22日
コーチング事例③
実際にクライアントで実施したコーチングの様子です。
営業戦略のないことに気づいたBさん
今回は、非常に勉強熱心でいくつかの資格を取り仕事をしているが、なかなか売上に結びつかないB君との『コーチング』についてご紹介します。 |
B 君 | 私は、これまで資格を必要とする仕事をしてきましたが、まだまだ本格的に稼いているわけではありません。だから、コーチングを勉強して、より一層磨きをかけていきたいのですが・・・ | 須 山 | ん~Bさん、素晴らしいですね、また新たな挑戦をしようとしているのですね。 | B 君 | そうです。須山さんのようにコーチングを勉強して、もっとお客様の相談にのってあげられるような切り口を見つけ、請求書(=契約書)を今まで以上に書けるようになりたいのです。 | 須 山 | なるほど、請求書を今まで以上に書けるようになりたいのですね。 | B 君 | そのために、須山さんの目から見てコーチングの今後の将来性を一度聞いてみたいと思っているのですが・・・。 | 須 山 | 確かに、私もコーチングを勉強し、将来にも活かせるであろうということで、今も勉強していますが・・ もしかして、Bさんの本当にその目標を実現する為の方法は、コーチングを勉強する以外には、他には何かありますか??? | B 君 | えっ?契約が取れる為の方法で、それ以外に???・・・・・この発想しかないのですが・・・・。 | 須 山 | 例えば、営業戦略を考え、ご自分の営業をもっと、効率的に進めていくこととか?・・・・ | B 君 | あっ!・・・・(驚きながら)確かに、そうなのかもしれませんね・・・・・うん・・・そう、戦略がないことかもしれません。ただ私は。動いていれば、お客さんは見つかると思っていたし。そこには、資格があれば仕事になると思っていました。 | 須 山 | うなづく・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(沈黙も技術のひとつです。) | B 君 | そうそう、戦略を考えずして営業しようとしてました。 | 須 山 | そうですか!!戦略を考えることも必要だということですね。 | | ・・・・というように、Bさんにとってみれば、不安だからまた、新たな資格をとり、それにより仕事の質を向上させることで、顧客の増大に繋がると思っていたことが、実は、真の問題に気づいていなかった事例でした。 | |
『コーチング』は、このように、その人が気づいてない部分にも焦点をあて、気づきをもたらし、新たな行動にシフトさせるきっかけ作りをも得ることができます。 |