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経営者が使うコーチング事例③

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SUYAMAのコラム

2011年04月01日

経営者が使うコーチング事例③

経営者の立場から、社員に対して、コーチングを使う場合の事例を紹介します。

 「とにかく、頑張れ!」は過去の言葉

 ある時、こんな会話を耳にしました。
『数字を与えて、部下がちょっとでも「無理だよそんなゴール」という顔をしたら「とにかく頑張れ、やってみなきゃわからないだろ」と僕は、言うよ』
すると、ある人が『それで目標が達成されなかったらどうするんですか?』と尋ねると、『そのときは、本当にやる気があったのか!?と問い詰めます』と。
このような会話は、色々な企業でも耳にする会話ですね。

確かに、この会話は、日本が高度成長経済で右肩上がりに上がっていた時代であれば、それも通用したかもしれません。

しかし、既に『時代は変わった!』ので す。今の若者の多くは、『目標を達成したからって、だから何だよ!』と思っているのです。非常に冷めた物事の捉え方をしているのです。
ですから、コーチングの考え方としては、次のような質問によって、部下にも考えさせそのテーマに参画してもらうことを考えるのです。

ただ指示・命令する時代ではなく、部下もそれが何故、必要なのか、またその目標を達成することにより、どのように成果を得ることができるのかを一緒に検討し合うのです。このような行為をコーチングではよく実施します。

たとえば、
 『もしも、あなたがその目標を達成することによって、あなた自身は、どういう気持ちになれる?』
 『その回りの仲間や周囲の人たちは、どういう状態になっている?』
『目標に向かっているプロセスの中でどんなことを身に付けられる?』
『また、そのプロセスの中で予想される問題は何?』

というように。

ここでの重要なことは、質問するということは、ただ目標を与えて、やらされている部下と違って、その『目標達成』が『自分のこととして』(当事者意識)聞けるようになるという効果が上げられるのです。

ただ、目標を押し付けるのではなく、できなかったらただ問い詰めるのではなく、目標についての質問をたくさんすることによって、部下達にも当事者意識が持てるよう上司から会話することをお勧めします。

必ず、変化があるはずです。 是非、お試し下さい。。

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