『Ｎｅｗｓレター10月号』公開講座　参加者の声をご紹介

１０月は弊社企画の公開講座をいくつか開催しました。
その中で、新しい内容の「レジリエンス講座」と、若手社員を対象とした「ステップアップ研修」の２つについて、内容と合わせて受講者の方々の声をご紹介したいと思います。

◆レジリエンスとは？？                     

「自分にとって、逆境や試練から立ち直る心の力」をレジリエンスと言います。あまり馴染みのない言葉ですが、イメージとしては“おきあがりこぼし“のように、失敗や落ち込み、ストレスなどネガティブな感情から立ち直り、そこから更に成長したり挑戦する力を身につけることです。

　例えば、水泳の池江璃花子選手の場合、東京オリンピックでの活躍が期待されていた中、病気が発覚し療養に専念されましたが、その後、病気を克服し競技に復活されました。治療中は辛いこともたくさんあったかと思いますが、後に、「病気になったからこそ分かること、学んだことがたくさんあった」と話されています。これもレジリエンスの力です。
　こうした力は、誰もが持っているものでありますが、個人差もあり多様です。講座では、自分なりのレジリエンスを知り、鍛えるポイントを掴むことができます。

◆受講された方の声

・自分を客観的に見ることができ、今後の生活や仕事に活かしていこうと思った。また、物事を色々な角度から見ることの大切さを学んだ。

・考え方の違いで、良い方向へいろいろ変わっていくことに気づいた。またぜひ受講したい。

・受講者の皆さんの発言一つ一つが刺激となった。自尊心を鍛えたいと思う。

　受講された方々からは上記のような感想をいただきました。それぞれに、仕事での悩みがあったり、日々をどう楽しむかを考える中で、この講座により気持ちが軽くなったとお話があり大変嬉しく思います。
　今回の講座で深く感じたことは「とらえ方を変える」ことでした。とらえ方を変えると、自分の感情が変わり、その後の行動も変わります。ネガティブな感情が働く出来事が起きた時、とらえ方のバージョンをいくつか作ってみると面白いです。一番最初に自分がとらえたことと真逆のことを考えてみたり、ちょっと違った物の見方・とらえ方をしてみると、深く悩んでいたことが悩まなくていいんだ！と思えるようになります。もし、自分では考えられない場合や心の余裕がない時は、身近な人に話してみるのも一つの方法です。きっと、違うとらえ方を教えてくれるはずです。（佐々木）