企業の優劣を左右するのは「人材育成」！？

　
今後の経営戦略として、人材育成の大切さを物語る下記のような内容がありましたのでご紹介致します。

 
 

静岡経済研究所　SERI景況レポート（平成24年1月1日発刊　ＳＥＲＩまんすりー新年号）より…

～一部抜粋～

　『今後重要視する経営戦略として「合理化・コストダウンの徹底」、「人材育成」、「新規顧客・販路の開拓」が上位に並んだ。
前回調査と比べると、製造業では「合理化・コストダウンの徹底」（69.0％→73.9%）「人材育成」（54.6%→61.8%）「新製品・新サービス開発への注力」（37.4%→43.6%）「海外進出など国際化の推進」（23.6%→26.7%）など、競争力の強化への姿勢が強まっている。
また、非製造業では、「人材育成」（58.3%→61.5%）、「既存製品・既存サービスの高付加価値化」（39.6%→42.3%）、「生産（販売）能力の拡大」（30.6%→36.9%）などが増加した。

　以上のように、静岡県内の企業経営者による平成24年上期の景気見通しは、デフレの進行が止まらない中、海外経済の変調が重なり、回復の見通しが立てにくい状況が続くとみられる。収益の伸びが計算できない厳しい環境のもと、今後、いかに人材を有効活用し、生産性をあげていくかが、企業の優劣を決していくことであろう。』

静岡経済研究所　SERI景況レポート（平成24年1月1日発刊　ＳＥＲＩまんすりー新年号） より一部抜粋