暦の上では、今日が入梅です。実際には、先週金曜日の7日に東海地方が梅雨入りしたようですね。
本日のブログでは、雨にまつわるビジネス用語を集めてみました。
★五月雨式
五月雨式(さみだれしき)とは、「物事が断続的に行われること」を意味する言葉です。ビジネスメールなどで、「五月雨式に申し訳ございません。」と記載があった場合には、報告や連絡などが一度のメールで送りきらずに、2通、3通、4通…と何度かに分けて送ることをお詫びすることを意味しています。(出典:社会人の教科書)
★雨降って地固まる
意味:物事が起こった後、かえって前よりも状態が安定すること。(出典:旺文社国語辞典)
この言葉そのものは、ビジネス用語ではありませんが、この言葉が表す状況はビジネスの場で良く起こるのでは?
例文:
次の契約更新に難色を示していた取引先へのプレゼンのために、時間をかけて資料を準備した。しかし、当日記事の不調により資料が使えず、身振り手振りを交え必死になって内容を説明することに!
取引先は、かえってそれでこちらの熱意を感じてくれ、契約が成立。雨降って地固まるとはこのことだ。
★時候の挨拶
ビジネス文書で定番の時候の挨拶。雨にまつわる挨拶には、以下のようなものがありました。
入梅、梅雨、梅雨寒、梅雨空、長雨
★雨にまつわる名言 (出典:治らない雨漏りはない)
松下電器産業(現:パナソニック)の創業者である、松下幸之助の残した名言にこのようなものがありました。
ビジネスマンとしての心がけを、スマートな表現で言い表していますね。
雨が降れば傘をさそう。傘がなければ、一度は濡れるのも仕方がない。ただ、雨が上がるのを待って、二度と再び雨に濡れない用意だけは心掛けたい。