「結局、何が言いたいの?」
自分は伝えたつもりでも、相手にこう思われたら意味がないですよね。
例えば会議中に・・・
「まず、A社の売上は増えていると思います。次に、B社の売上もすごく増えているみたいです。さらに、C社の売上もとても増えているようです。ですので結論をいうと商品は増産するにはするのですが、ただ会議で検討した例の案件がありますので、さらに来月の…」
などと言われたらいかがでしょうか。
聞き手としてはモヤモヤしてしまいます。
・売上は「何が」「どれだけ」増えて、「結論」は?
・曖昧な表現だけれど、本当に売上は増えているの?
・いったい何が言いたいのか?
先ほどの文章をを言い換えてみると…
「商品を増産します。なぜならばA社は○○円、B社は○○円、C社は○○円売上が増えたためです。ただし、会議で検討した例の案件がありますので来月の…」
先ほどよりも「相手は”商品の増産”についてを言っている」と、相手の言いたい事の意図が伝わりますね。
・短い言葉でハッキリ話す
・言いたい事に根拠を添える
・主語を明確にする
・接続詞を多用しない
・「~です。なぜなら…だからです。」
★論理的に説明できる根拠を用意しておくと、相手が納得し、合意を得やすくなるそうです。
どれも日常生活で改善できることばかりです。
相手が理解しやすい話し方に変えれば、仕事がスムーズに進み、評価も自信もアップすること間違いありません。
近日中に、ありがちな日頃の言葉遣いのクセを振り返り、仕事が進む話し方をご紹介予定です。