依頼内容
・経営者として、経営者の心得を学び、経営理念を策定しながら、社員と共に会社を良くしていきたい。
・今後の事業継承のため、経営陣4名との意思統一を図りたい。
・社員のレベルアップを図りたい。実施内容
・期間中、毎月の役員会議を実施し、理念作りと社内に浸透させる活動のコンサルティングを行いました。
・2か月に1回、もしくは月1回の従業員全体で「組織の一員として」の勉強会を実施しました。
≪コンサルティングスケジュール≫
*16か月(1年4カ月)実施
月
|
経営者
|
社員
|
---|---|---|
1月
|
理念作りと浸透活動のコンサルティング 経営陣の自社の未来に対する共有化 1.理念とは 2.理念は何故、重要なのか 理念の効果性 3.自社の理念をつくる ①自社の創業者の想いとは? ②自社の大切にしている考え方とは? ③自社の存在意義とは? ④お客様は、何故自社商品を選んでくれるのか? ⑤どんな会社にしていきたいか? ⑥理念として創り上げる 4.行動指針について 行動指針の意味の共有化 5.行動指針をつくる 6.社員に浸透させるためには ①どのようになると浸透したと言えるのか ②そのための浸透方法とは 7.経営陣としての現在の課題と今後実践行動は |
組織の一員としての勉強会
1.組織とは? 2.組織の中の一員として 3.理念とは? 4.何故、理念が大切なのか 5.職場のコミュニ泣けーションを考える 6.報告・連絡・相談 日頃の私たちの報連相を考える 7.職場に照らし合わせた中の 私達の課題とは? 8.お互いに仕事をしやすくするために 今、できること 9.部署単位での目標設定 個々の目標設定 10.発表会 |
2月
|
||
3月
|
||
4月
|
||
5月
|
||
6月
|
||
7月
|
||
8月
|
||
9月
|
||
10月
|
||
11月
|
||
12月
|
||
1月
|
||
2月
|
リーダー研修会
1.リーダーとしての役割 2.今やれていること、やれてないこと 3.部下・後輩との関わり方 4.自身の課題の対策を明確にする |
|
3月
|
||
4月
|
コンサルティング成果
・理念、社是に基づいた行動指針が確立され、意識の統一がされるようになった
ご依頼された担当者様の声
理念・社是を作っていく中で、須山先生に加わって頂いたことで、4人各々の考えを引き出して頂き、親子間で確認できることができました。そして、同じ方向性を目指して絆が強くなりました。私達が頑張り成長した分スタッフも共に頑張り成長してくれたことが一番の収穫です。
とにかくこの一年は、自分にとってもスタッフにとっても意識が高まり、又それと実行していく喜びを感じられるようになったと思います。一年の勉強会がとても充実していたと心より感謝致しております。最初の目標である二代目・三代目が同じ方向に向けたことが本当に良かったです。
とにかくこの一年は、自分にとってもスタッフにとっても意識が高まり、又それと実行していく喜びを感じられるようになったと思います。一年の勉強会がとても充実していたと心より感謝致しております。最初の目標である二代目・三代目が同じ方向に向けたことが本当に良かったです。
≪コンサルティングによる変化≫
☆経営陣の皆様の言葉(終了後アンケートより抜粋)
・「原因自分論」に気付き、全ての責任は自分にあるという事が腑に落ち、まずは自分が変わることに努力した。社員の成長と幸せが自分の幸せだと強く感じるようになり、一緒に成長し、共に幸せに近づきたいと思うようになった。
・役員同士の一体と方向性に迷いがなくなった。自分の存在を個で捉えなくなったことで、仕事への充実度が一定になった。そして、会社が社是に向かって歩んでいくことが自分の喜びとなり、社員を堂々と誉められるようになった。
・役員同士の一体と方向性に迷いがなくなった。自分の存在を個で捉えなくなったことで、仕事への充実度が一定になった。そして、会社が社是に向かって歩んでいくことが自分の喜びとなり、社員を堂々と誉められるようになった。
☆社員の皆様の言葉(終了後アンケートより抜粋)
・周りの状況を知って、計画を立てて仕事を進めることができた。そして、必ず中間報告ができるようになった。
・気持ちが前向きになった。
・目標を立てたことで、仕事への責任感を持つようになった。
・周りへの配慮、他の人の良い所を学ぼうとする心が自然と身についた。
・目標もなく過ごしてきた生活から、目標を決め、それに向かっていく、そして反省する等、刺激が増え、自分自身の視野が広がった。
・今までは人に頼らず自分勝手に動いてきたが、「相手がいるからこそ動けるんだ」ということに気付かされてからは、相手に頼ること、任せることができるようになった。
・人前で発表することに腰が引けるタイプだったが、間違えでも良い、せっかくの機会だと思って素直な気持ちを言葉にするようになった。
≪1年を振り返って・・・≫
☆経営陣の皆様の言葉(終了後アンケートより抜粋)
・社是を作成していく中で、4人の考えが引き出され、親子間で確認できたこと、そして同じ方向性を目指して、従業員皆の絆が強くなった。私たちが成長した分、スタッフも共に頑張り、成長してくれたことが一番の収穫。
・生みの苦しみがたくさんあったが、ハードルの高いものを頑張って乗り越えることができた分、喜びも大きかった。今は社是の育ての楽しみに変わっていて、これは従業員の大きな協力によるものだと感謝している。
・社内の空気が変わった。この短期間でこれほど変わることに驚いた。社是を作り、同じ目標を目指すことで、人や会社が変化する。社是の大切さを感じずにはいられない。従業員の素晴らしさ、成長のスピードに驚かされた。
☆社員の皆様の言葉(終了後アンケートより抜粋)
・お客様への対応や部署間の目標等たくさん学び、話し合い、高め合ってきたのはもちろんだが、何より職場の空気が良くなることに繋がったと思う。「何となく分かってもらえる」ではなく、「一緒に話して仲間を知る」ことの大切さを学んだ。
・研修では皆が参加し、皆が考えて行動することが自然と身につき、仕事に対し、前向きに理解し、積極的に発言できるようになってきた。そして以前より各個人の仕事に対する意識が高く、成長していると実感している。
・正直、仕事が終わってからの研修はきつい時もあったが、皆の意識が大きく変わってすごく良い方向に向かっているなと実感している。まだ良くなる余地があると思うので、教えて頂いたことを実践し続け、より良い会社、人間になれるよう頑張りたい。
・今まではできるだけ波風は立てないように・・・と思っていたが、それはただの自己満足で何のためにもなっていないし、かえってミスの原因になることに気付いた。報連相の正しい意味が分かった気がする。
担当コンサルタントからひと言
以下のように成功のポイントをまとめてみました。
1:ご依頼主様と担当講師が共に作りあげていく姿勢&活動を実施すること
2:教育を行う目的を社員全員で共有し合うこと
3:長期間の教育の場合には、ご依頼主企業の変化(人員配置変更や取扱商品の変更)の情報共有が依頼主様と担当講師とで常に新しい情報を把握すること
4:結果だけを見るのではなく、変化のプロセスにも着目し、変化を共有できる場を作ること
これまでの経験の中では、講師(コンサルタント)に丸投げ(任せっきり)の 状態で、正直成果が出にくいという現実がありました。
しかし、この事例に取り上げたお客様は、ご依頼担当者(経営者)と一緒になって、理念浸透活動、社員教育を勧められ、それが大きな成功要因となりました。